【感想】V6兄さんのことはそんなに詳しくないけどV6 grooveの配信を観た話

こんにちは。タイトルにもあります通り、私はV6兄さんに詳しいわけではありません。「V6兄さん」と勝手に呼ばせていただき、普段は専らSixTONESのファンをしている者です。

そんな私がV6のコンサートの感想なんてブログにしていいんだろうか…

こいつV6のこと何にも分かってねーじゃねーか!ってならないかな…(知識がないのは本当。)

などと思っていたのですが、どうしても心を動かされて文章にして残しておきたいと思ったのでこうして文字を打っています。

 

コンサートの具体的な内容について触れていますし、は?と思う部分があるかもしれませんが、V6のことをあまり知らないオタクのしがない感想ですのでふーんという程度に読んでいただけますと幸いです。

 

 

物心がついたころにはもうすでに存在していたV6。学校へ行こう!とか、曲で言えば「愛なんだ」とか「MUSIC FOR THE PEOPLE」とか「WAになっておどろう」とかのV6の中でも特に有名な曲くらいしか知らないけれど、当たり前にいる推しの先輩グループでした。

そんなV6が解散すると聞いて、最後のコンサートを配信すると知ってV6のステージを観る最後のチャンスだと思って配信チケットを買いました。

 

ログインし、会場の画面に切り替わると次々と映し出されるファンの手作りうちわのメッセージ。「V6 26周年おめでとう」「26年間幸せをありがとう」「これからもずっと大好き」「一生V6のファン」「出会ってくれてありがとう」

 

普通に泣くが?V6への愛がたくさん詰まっていて、でもきっと寂しくて悲しいはずで、どんな気持ちでこのうちわを作ったんだろうと想像するとコンサート開始前にもう泣きました。

 

そしてついに始まったコンサート。これはコンサート全体通して言えることなんですが、

めっちゃオシャダンディ

 

すみません、私の表現力が拙いせいでこんな陳腐な言葉でしか感想を述べられません。オシャダンディっていうのはオシャレでダンディっていう意味です。本当にオシャレでダンディなんですよ(語彙力)。

オープニングの時のステージがとてもシンプルじゃないですか。メインステージとそこから客席の後ろの方まで続く花道。ステージの装飾は花道に6枚の幕が垂らされているだけ。そこに一人ずつメンバーが登場して立って歌っているだけなのにとても引き込まれる。

これが26年間歩み続けてきたグループの貫禄なのか…と圧倒されてしまいました。

でもシンプルに見せかけて、メインステージの可動式ステージは階段になったりベンチになったり変幻自在だし、メインステージのモニターでトニセンとカミセンを分けたり、花道の中央からおしゃれな幕が出てきたり…大変恐縮ではありますがステージの使い方カッケ~!!!!!!と思いました。私がジャニーズJr.だったら毎回見学に行って自分のコンサートに取り入れたい。(私は、家族の演出がめちゃくちゃ好きです。SixTONESの髙地くんも衝撃を受けたとラジオで言っていました)普段観ているコンサートはオープニングからド派手な装置と演出でドーン!と始まることが多いので(これはこれでもちろん大好きだし毎回テンション爆上がりになってる)、これが大人の余裕か~としみじみしました。

衣装も全部めちゃくちゃ好き。特に最後に来ている花柄の衣装の三宅健さんあまりにもノーブルで最高では?

それから、煽りの言葉の包容力すごくないですか?「後ろまで見えてるぞ~!」って言われてこんなに安心感感じたの初めてなんですが。これが大人の余裕か…(2回目)

さらに、MCの時の井ノ原さん「赤ちゃんとかね、お子さんぐずっちゃってもそのまま泣かせておきましょう。大丈夫ですから。(ニュアンス)」

子供の機嫌に配慮してくれるMC初めて~!これが大人の余裕なんですね…(3回目)

こういった演出とか雰囲気ってきっとデビュー当時からあったわけではなくて、26年間ずっと6人で歩んできたから出来る表現とか、滲み出る空気感なんだろうなと思いました。生まれた子が26歳になるほどの長い間、ずっと変わらずそこにいてその時にしかできない表現でエンターテイメントを届けてくれるってなんて尊いことなんでしょうね。その過程をリアルタイムでみてきたファンの方はとても誇らしいだろうなと羨ましくなりました。自分の推しているグループも大人になっていく過程を一緒に見ていきたいなという願望がより強くなりました。

 

「解散コンサート」を観るのが初めてだったのでどんな風に終わるのかなと思っていたのですが、悲しい、寂しいだけじゃなくて好きでいて幸せだったなと感じられるんだなと思いました。

ブイロクの木の紹介のときに「これはずっとここにありますから(ニュアンス)」と話していたり、坂本さんの最後の挨拶で「僕はまた新たな目標が見つかりました。今日のこの景色は最後ではなく、また、この景色をみるために頑張っていきたいと思います*¹」と話されていたのがとても印象に残っています。

ずっとファンの心の中にV6が存在しつづけることを肯定して、ファンがこれからもV6に希望をもつことを受け入れて寄り添ってくれる言葉や行動たちが、ファンの方にとってとても支えになるんだろうな、こんな関係になれるのってとっても素敵だなと思います。特に、坂本さんの最後の挨拶はファンとの信頼関係が成り立っていないと言えないことだよな~と思います(憶測で騒ぐタイプのファンがいるとなかなか言えることではないですよね…)

この配信でV6の魅力をたくさん教えてもらいました。観られて良かったなあと心から思います。(岡田さん、三宅さんの声がめちゃくちゃ好きということが分かったので配信の後Very6 BEST買いました。)

改めてV6デビュー26周年おめでとうございます。長い間アイドルであり続けてくれることの尊さを、長い間応援することの楽しさを教えてくれてありがとう。V6とそのファンの末永い幸せを祈って。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

(引用)*¹:オリコンニュース,V6解散ライブでファンへの感謝語る,https://www.oricon.co.jp/news/2212374/full/(2021.11.1)